1969年、発足したばかりのCBSソニーから「時には母のない子のように」で歌手デビュー。その年のNHK紅白歌合戦に出場。
1972年、カルメン・マキ&OZ結成。ビアガーデンやディスコテックの下積み時代を経て75年KITTYレーベルよりファーストアルバム「カルメン・マキ&OZ」リリース。日本のロックアルバムとして初の大ヒット、好セールスとなる。
1977年、惜しまれつつOZを解散。以降、ソロとして多くの音源制作やライブ活動を行いロックやフォークに囚われず新機軸を開発すべく、2000年以降は様々なフィールドのミュージシャンとの活動を展開。
2014年、デビュー45周年を記念した3枚組ベスト盤「GOOD TIMES/BAD TIMES〜History of CARMEN MAKI」と、そのライブを映像化した初のDVDをリリース。
2018年10月、それまでの過去幾度となく断り続けてきた「カルメン・マキ&OZ」だったが、41年ぶりに奇跡の復活をCLUB CITTA’で果たす。
カルメン・マキは、2019年、音楽人生50周年を迎えた。
「カルメン・マキ50th Anniversary Live ~デラシネって半世紀~」と題したライブシリーズを5回にわたり、それぞれ違ったジャンルのミュージシャンと活動を展開した。
また、初の出版物“Carmen Maki Songbook 50th Anniversary”が出版された。後書きには「カルメン・マキの孤独な旅はまだまだ続く。これからも聞き手を想像もできない空間に運んでくれるだろう」、と。
2022年4月には、現在活動を共にするメンバーとともに、5つのユニットによる「カルメン・マキ古希ライブ〜生かしておいてくださってありがとう〜」を行い、現在進行形の幅広い「うた」の世界を披露した。
デビユー54年を迎えた現在も新旧取り混ぜたオリジナルや珠玉のカバー曲、トーキングソングや即興演奏の中での朗読等、様々な試みと精力的な活動を続けている。